久しぶりの太宰府訪問(3)大宰府政庁跡と坂本八幡宮

大宰府展示館見学の後、すぐそばの大宰府政庁跡(いまは凧揚げやバドミントンに興じる家族連れに人気の公園として利用されています)を通り抜け、坂本八幡宮に散歩がてら向かいました。

 

大宰府政庁跡にはこのように大きな礎石があり往時の大宰府政庁の大きさを偲ばせます。ちなみに太宰府市・太宰府天満宮では「太」、大宰府政庁跡・大宰府展示館では「大」の字を使って区別してきましたがお気づきになられたでしょうか。今では「だざいふ」にあてる漢字は「太」を使いますが、昔は「大」と書いていたそうで、いつから変わったのか気になるところではあります。1月末ながら穏やかな天気の今日は絶好の散歩日和です。10分ほどで目的地に到着しました。


ここも令和になって間がない頃は大勢の人が押しかけて大混雑だったそうです。今日はお参りの人が数名いらっしゃるだけでした。宮司さんが常駐されない神社であり、太宰府天満宮と違って静まり返っていました。ここは現在はほぼ否定されている説ですが大伴旅人の邸宅跡と言われたこともあったそうです。令和になったとき、マスコミがその説を蒸し返したそうですが、新聞・テレビの報道はすべて真実と思っている人も多いので、つくづくマスコミは怖いと思いました。


境内には令和の由来の歌が石碑に刻まれていました。ここでは密集をさけてやっと初詣をすませることができました。このあと戒壇院、観世音寺を散策しました。

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